デッドリフトで腰が痛くなるのはなぜ?原因と痛めないためのフォーム改善ポイント
筋トレの「BIG3」として絶大な人気を誇るデッドリフト。全身を効率よく鍛えられる王道種目ですが、「デッドリフトをやると腰が痛くなる」「腰を痛めそうで怖い」と悩むトレーニーは後を絶ちません!
結論から言うと、デッドリフト本来の動作は腰を痛める種目ではなく、間違ったフォームや重量設定によって腰へ過剰な負担が集中していることがほとんどです。
今回は、デッドリフトで腰が痛くなる主な原因と、腰を守りながら効果を高めるフォーム改善のポイントを解説します。
デッドリフトで腰が痛くなる3大原因
1. 背中や腰が丸まっている(屈曲)
最も多い原因が、バーベルを持ち上げる際に腰や背中が丸まってしまうケースです。背骨が丸まった状態で重い負荷がかかると、腰椎(背骨の腰部分)や椎間板に強烈な剪断力(ズレる力)が加わり、ギックリ腰や椎間板ヘルニアの原因になります!
2. バーベルが体から離れている
バーベルがすねや太ももから離れた位置を通ると、てこの原理(モーメントアーム)が働き、腰にかかる負担が何倍にも跳ね上がります。バーは常に体に触れるくらい近い軌道を通すのが鉄則です!
3. 「股関節」ではなく「腰」で持ち上げている
デッドリフトは腰を反らせて持ち上げる種目ではなく、お尻(大臀筋)や太もも裏(ハムストリングス)を使って股関節を伸展させるヒンジ動作が主役です。下半身の筋肉を使えず、腰背部の力だけで強引に引こうとすると腰を痛めます!
腰を痛めないためのフォーム改善ポイント
腹圧をしっかり高める(ブレーシング)
バーを引く前に息を大きく吸い込み、お腹を全方位に膨らませるように力を入れて固めます。トレーニングベルトを活用して腹圧の感覚を掴むのも有効です!
胸を張り、広背筋に力を入れる
肩甲骨を軽く引き下げ、脇をしっかり締めることで広背筋が固まり、背中が丸まるのを防ぎます!
バーはすね・太ももを擦るイメージで引く
スタートポジションではバーが足の甲の真ん中に来るように立ち、引き上げるときも体に沿わせるように動かします!
フィニッシュで腰を反らしすぎない
立ち上がった際、最後に体を後ろへ反らせる人がいますが、これは腰椎を圧迫するNG動作です。お尻をキュッと締めて「直立」した位置で止めましょう!
もしセット中や翌日にズキズキとした鋭い痛みや違和感がある場合は、無理に続行せず直ちに中止してください。筋肉痛(張りのある重い感覚)と関節・靭帯の痛みは別物です。
デッドリフトは正しく行えば、むしろ体幹や腰まわりの筋力を高め、腰痛予防にもつながる優れた種目です。「重さを挙げること」よりも「正しいフォームで引くこと」を最優先にして、安全にトレーニングを積み重ねていきましょう。
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