季節の変わり目とぎっくり腰

季節の変わり目とぎっくり腰

 

朝晩と日中の気温差が大きくなる「季節の変わり目」は、ぎっくり腰(急性腰痛症)を発症する人が急増するタイミングです。重い荷物を持ち上げた瞬間だけでなく、「朝起き上がろうとしただけ」「くしゃみをしただけ」といった何気ない日常の動作が引き金になるケースも珍しくありません。
なぜこの時期に腰を痛めやすいのか?
なぜ季節の変わり目に腰を痛めやすいのか?

ぎっくり腰の直接の引き金は日常動作ですが、その背景には季節の変わり目特有の身体の変化が潜んでいます。

寒暖差による筋肉の緊張と血流低下
急な冷え込みを感知すると、体温を逃さないように血管が収縮します。血流が滞ることで筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、腰や背中の筋肉が硬くこわばります。柔軟性を失った筋肉に急な負荷がかかると、筋繊維や靭帯に微細な断裂が生じやすくなります!

自律神経の乱れと疲労の蓄積
日毎や朝晩の激しい気温・気圧の変化に対応しようと、自律神経はフル稼働します。交感神経が優位な状態が続くと筋肉の過度な緊張が抜けず、疲労回復が追いつかないまま腰部へ負荷が蓄積していきます。

ぎっくり腰を防ぐ4つの日常ケア

 

1. 下半身を冷やさない服装選び
腰回りやお腹、足首の冷えは腰痛の大敵です。薄手の腹巻きを活用したり、室内ではレッグウォーマーやスリッパを履くなどして、冷気を直接触れさせない工夫をしましょう。

2. 入浴で芯まで温める
シャワーだけで済ませず、38〜40度程度のぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かりましょう。副交感神経が優位になり、1日の筋肉の緊張が和らぎます。

3. 朝の「起き上がり方」を見直す
目覚めてすぐに上半身をガバッと起こすのは危険です。まず布団の中で手足を軽く動かして血流を促し、横向きになってから手をついてゆっくり起き上がる習慣をつけましょう。

4. 股関節・お尻のストレッチ
腰の動きを支える「お尻(臀筋)」や「太ももの裏(ハムストリングス)」を緩めると、腰椎への負担が分散されます。入浴後の体が温まっているタイミングに行うのが効果的です。

万が一発症してしまい、しびれが伴う場合や痛みが引かない場合は、自己判断せず整形外科などの専門医を受診してください!
体が気温の変化に適応するまでは、意識的に体を温め、腰をいたわる生活を心がけましょう!

 


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