今回は、
「トレーニングベルト」に関する情報です。
スクワットやデットリフトなど
下半身種目を行う際に、ベルトは必ず巻く
という方もおられるかも知れません!
結論から言うと、トレーニングベルトはトレーニングに
「必要ありません」
↓理由↓
本来スクワットやデットリフトといった、
重りのベクトルが脊柱、股関節を通り、立って行うエクササイズは、
重りを持ってそれを支える際に相当な腹筋や体幹を使います。
言い換えれば、同時に体幹周りのトレーニングも行っている
と言うことにもなります!
ベルトをつけて完全に体幹周りを固定することで、
自分の腹筋を使って身体を支えるという機会を逃していることになります!
ベルトを巻く
↓
体幹周りが弱くなる
↓
腰痛が出る
↓
ベルトなしではトレーニングできなくなる
という負のスパイラルが起こってしまいます!
もし腰に痛みがないなら、
・下半身のトレーニングだから
・ヘビーな重りだから
といった固定観念にとらわれず、
ベルトを巻かずにやってみてください!
自然にあなたの腹筋が体幹周りを守ってくれるでしょう!
↓例外↓
「ベルトは巻くな」と言いつつも、
やはり必要な時も出てきます。
・パワーリフティングなど、日頃から相当な重量を扱う場合
・1RMまたはそれに近い重りを挙げる場合
・腰や下腿に障害があり、医師から勧められた場合
など、状況に応じて判断してくださいね!
ちなみにトレーナーは、
スクワットの1RM測定時のみに使用しています!